まだ夏!?もうすぐ12月だよね!?という暑さの土日が終わり、
今日は朝から曇りときどき雨…ぐっと涼しくなりました。
そんなアツアツの土日は、イベントが盛りだくさん。
市民ホールではわたしがとても楽しみにしていた石垣島やきものまつりがありました。
毎年石垣島で創作活動している陶芸作家さんたちが作品を持ち寄って展示即売会をしています。
アトリエがあっても販売店舗がない作家さんも多いので、
一同に作品が見られて、作家さんとお話しができるこのイベントはとても貴重な機会です。
今年は西表島や与那国島の作家さんもいらっしゃいました。
度重なる引越しで家にある器は丼と特大マグカップだけ…というわたしですが、中学生のときは陶芸部に所属。
運動部が爽やかに汗を流す間、地下の美術室で土をこねたり、クーラーの効いた美術館で作品鑑賞…という、
なかなか渋い日々を送っていました。
焼き物はそのころからずっと好きです。
専門学校時代にアルバイトをしていた懐石料理店は個室に焼き物の名前がついていて、
その個室ごとにその焼き物でフルコースを提供していたのですが、
お客様も同僚も焼き物に詳しい方が多かったので、当時いろいろ教わりました。
そこでのアルバイトはとても楽しかったです。
石垣島の焼き物は那覇の壺屋に並ぶ「やちむん」(やきもの)という雰囲気のものはもちろん、
瀬戸焼きのような普段使いやすい色合いのものや、外国の焼き物のような手法でカラフルに色付けされたものまで
本当に幅広く、見応えがあります。
引越しの度に自宅玄関を守ってくれている我が家のシーサーも、
何年か前にやきものまつりで一目惚れした高林奈央さんの作品です。

がっつりした眉毛と四角い口に親近感…。
今年はラテアート練習用にテンションの上がるコーヒーカップを探していたのですが
コーヒーカップがなかったので、代わりに容量が理想的な蕎麦猪口を購入しました。
蕎麦猪口にラテアート!…上がります。
パラグライダーでお世話になっている明石集落から平野へお引っ越しした太朗窯さんの作品です。

体験シーサー作りなどしていないのにパラが飛べない日に
無理を言ってシーサーを作らせていただいたことがあるんですが、それももう10年以上前…。
あのころはまさか自分が石垣に住むなんて思っていなかったなぁ…としみじみします。
今回は女性作家さんが多く、たまたまわたしが買ったものもかわいい系でしたが、
もっとしっかり守ってくれそうな本気のシーサーや
料理を引き立ててくれる日常をさりげなくドレスアップするシックなものまでいろいろです。
年に一度と言わず月一くらいでやってほしいなー。
観光の方にもご紹介したいなーと思う素敵なイベントです。
焼き物や工房めぐりも石垣の魅力としてもっともっとアピールしたいですね!!